業務内容・取り扱い事案

 同じ事案に見えても、一つ一つの事件が個性を持っています。

 私は、事件の個性を把握するために事案の内容、事実関係をきちんと聴き取りをし、そして依頼者の方が本当に望んでいるご希望をつかみ、その事案に相応しい解決を目指すことを心がけています。必ず、事件を解決する法が予定されているはずです。予定されていなくとも、法解釈によって解決する道筋があるはずです。

 私は、リーガルマインド(法の心・精神)を胸に解決に導きます。

借地・借家


借地・借家の問題のポイントは、契約が継続的で貸主と借主には信義や信頼関係があるということです。その観点から、明渡要求にも信頼関係が壊れているかどうか、地代の増額についても当事者の合意後にどんな変化があるのかなどが問われます。実務でどのような取り扱いがされているかを踏まえて解決します。

遺産分割・遺言


相続問題は親族間の問題なので、経済的な面からだけ考えることはできません。相続人間の意見調整が重要になります。また、生前贈与や遺留分の問題を意識して解決していきます。遺言は、遺言者の意思が重視されるので、遺言者の作成した遺言書の方式が厳格に定められています。こうした特徴を踏まえて解決します。

離婚


離婚問題は依頼者の方の人生に大きく影響します。解決することで前向きに人生が送れるよう留意します。離婚した後の自立の準備が重要でしょう。人によって何を大切にしたいかが大きく違う問題でもあります。依頼者の方が何を望んでおられるか十分に伺いながら、法律を道具に解決していきます。

債権回収、民事再生など


会社の経営は大変です。自分の会社がどのような状況にあるか客観的に判断することがとても大切です。長年協力関係にある税理士の協力を得ながら、会社を再建できるかどうかの判断も含め、前向きに進められるよう解決方法を見極め解決していきます。

債務整理、破産


個人の借入金が多額になって大変になったときは、迷うことなく債務の整理や破産を考えるべきだと思います。破産法は破産者の人生の再スタートを考えて作られており、借入金という荷物はなくすことができるのです。高利の場合は過払い金の返還を求めることもできます。まずはご相談を!

交通事故など


交通事故では保険会社が間に入ることがほとんどです。ですが、保険会社の提示する損害賠償額は低いケースが多くあります。交通事故では、損害額や事故態様による過失相殺の基準がかなり実務(裁判)で類型化されており、保険会社より高い基準になっています。実務基準で保険会社と交渉します。

その他


その他の問題も、弁護士経験を生かしたリーガルマインドで、解決に導きます。